人事・総務で活躍したい社会人におすすめする資格を目的別に4つご紹介

人事・総務で活躍したい社会人におすすめする資格を目的別に4つご紹介

実務と知識の両輪が揃った人事・総務マンほど無敵な人材はいません。

重要度で考えると、

実務経験 > 知識

なことは間違いありません。

ただし、実務経験をつむだけでは本当に活躍できる人事・総務マンになれません。

あなたや会社内にもとづく経験だけだと、正確な知識さえ知っておけばより高い成果をだせることに気づけず、通り過ごしてまう状況にでくわす危険性が存在するからです。

そこで本記事は、人事・総務で活躍するために必要な知識を効率的に学べる資格を

  • スペシャリストを目指したい
  • 体系的な知識が学びたい
  • 働きやすい職場環境をつくるための知識がほしい
  • 社長や幹部に重宝される人材になりたい

の目的別に4つご紹介していきます。

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なんとなく資格を取得しようと安易に考えるのだけはやめましょう。
あなた自身のキャリアパスを先に描き、ぜその資格をとろうとしているのかを明確しておくことも重要です。

人事・労務系でおすすめの資格を目的別に4つご紹介

人事・総務のスペシャリストを目指すなら社会保険労務士

人事・総務のスペシャリストを目指すのであれば

社会保険労務士

の一択です。

社会保険労務士では労働保険・社会保険に関する法律を学びますが、なかでも労働基準法雇用保険法健康保険法など、労働者にとっては切っても切れない法律です。

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これらを知り尽くした社労士が会社の中で重宝されないわけがありません。

また、

  • 入社・退職、労働条件等に関する相談、労働問題の解決

に必要な知識を兼ね備えている社労士は経営者からみても非常に有難い存在です。

出題科目

社会保険労務士で勉強する科目数は10科目です。

労働科目

社会保険科目

一般常識科目

労働基準法

労働安全衛生法

労働者災害補償保険法

雇用保険法

労働保険徴収法

健康保険法

国民年金法

厚生年金保険法

労働一般常識

社会保険一般常識

試験概要

試験日

8月の第4日曜日(年1回)に行われます。

出題形式

出題形式は択一式と選択式の2つです。

択一式

7科目(いくつかの科目は複合され1つの科目として出題)各10問、全70問で構成されます。1問につき1点です。

五肢択一形式で

  • 正誤判断・正誤の組み合わせ・正誤の個数

を問う形式です。

択式

8科目(労働保険徴収法からの出題なし、労働基準法・労働安全衛生法はセット)各5問、全40問で構成されます。1問につき1点です。

  • 各問につき、空欄に20個または4個の語群から適切なものを選ぶ

問題形式です。

合格基準点

毎年受験生の出来によって変動がありますが、概ね

  • 択一式が45点前後
  • 選択式が24点前後

です。

また、択一式・選択式共に足切りがあります。

  • 択一式では各科目10点中4点以上(全体の得点状況によっては3点以上)
  • 選択式では各科目5点中3点以上(全体の得点状況によっては点または点以上)

が必要になります。

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社会保険労務士の合格率や試験難易度などの詳細が知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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人事・総務の知識を体系的に学びたいなら人事総務検定

人事・総務に関する知識や業務を体系的に学習し、仕事に活かしていきくのであれば人事総務検定がおすすめです。

また、人事総務検定は社会保険労務士試験の学習内容とも重複する部分があり、社会保険労務士を目指す人にも有効な資格となっています。

1級

部長・課長レベル

2級

主任レベル

3級

人事・総務担当者レベル

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取得するにあたり、1級から3級まであるため、必要とする知識レベルや会社でのポジションによって選択できます。

出題科目

出題科目としては社労士試験と共通する部分が大多数です。

例えば、

  • 採用、入社、試用期間についての法律知識
  • 労働時間、休日、休暇についての知識
  • 職場の安全衛生、メンタルヘルス、ストレスチェック等についての知識
  • 就業規則に関する知識

など、重複する部分が多いです。

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重複していることから分る通り、社労士試験の科目を細分化した知識を深く得られる総務・人事マンにとって活用しやすい資格です。

なお、資格の専門学校であるLECさんが指定講習実施団体として実施する試験であり、その指定講習に受かることで取得もできます。

人事総務検定の詳細はコチラ

働きやすい職場環境をつくるための知識を身につけたいなら安全衛生管理者・衛生管理者

安全衛生管理者、衛生管理者のいずれも

  • 労働者の安全や衛生の管理に直結し、より良い職場環境をつくれる

資格です。

そのため、

  • 職場環境を考え、安全面や衛生面に配慮する形で人事・総務に携わっていきたい

と考える人事・総務担当者に最適な資格です。

試験概要

安全管理者

総括安全衛生管理者の業務のうち、安全に係る技術的事項を管理するのに必要な知識についての研修であり、厚生労働大臣の定めるものを修了する必要があります。一定の業種や事業場規模に応じて選任され、安全に関する技術的事項を管理させます。

労務管理教育センターに申し込むことで、研修を受けることができます。

中小企業診断士の難易度を知りたい方はコチラ

衛星理者

衛生管理者試験に合格した者 労働衛生コンサルタント 医師・歯科医師などの資格を有する人がなることができます。業種を問わず、常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任され、衛生に関する技術的事項を管理させます。

  • 第一種衛生管理者
  • 第二種衛生管理者
  • 衛生工学衛生管理者

の3つの試験区分があります。

いずれも安全衛生技術試験協会に申し込み、試験を受けることができます。

中小企業診断士の難易度を知りたい方はコチラ

社長や幹部に重宝される人事・総務マンを目指すなら【中小企業診断士】

中小業診断士とは、企業経営において必要な

人、物、金、情報

に関する知識を幅広く習得できます。さらに、二次の筆記試験では論理的思考力も試され、習得した知識を活用してより良い組織を作るためのアドバイスが求められることから、国家資格唯一の経営コンサルタント資格と呼ばれています。

総務・人事の視点から会社を成長させるための提案などをしたい

方に適しています。

出題科目

一次試験

一次試験は以下の7科目が学習範囲となります。

経済学・経済政策

財務・会計

企業経営理論

運営管理

経営法務

経営情報システム

中小企業経営・政策

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マークシート形式です。
合格基準は700点満点中420点以上で、1科目100点満点、各科目40点を下回ってはなりません。 

二次試験

事例1(組織・人事事例)

事例2(流通・マーケティング事例)

事例3(生産・技術事例)

事例4(財務・会計事例)

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論述形式で、全事例の合計が6割以上でなおかつ、各科目4割を下回ってはいけません。
合格率は一次試験、二次試験ともに20%程度です。

中小企業診断士の詳細はコチラ

人事・総務で活躍するには資格で得た知識の体系化と実務での実践がもの凄く重要

人事・総務関連の資格は様々ありますが、資格を取っただけでは活躍できません。

その理由は、得た知識を基に実務経験を積まなければ、本当の意味で力がついたことにはならないからです。

例えば

運転免許を持っいても、運転しなければドライブテクニックや運転感覚は身につきません。

これと同じことが人事・総務の仕事にもあてはまります。

  • 持っている知識を実務で活かし、実践スキルを習得する

ことで初めて活躍することができます。この点を強く意識するようにしましょう。

資格取得を目指すよりも前に自分がどんな人事・労務担当者になりたいのかキャリアパスを描くこと

働き方改革が叫ばれ、人々の価値観や生活様態も大幅に変化してきており、多様な働き方をする人が多い時代になってきています。

そのような時代の中で必要なのは

具体的にどのような形で人事・総務部門に携わっていきたいのか

を明確にし、キャリアパスを描いていくことがまず大切です。

なぜならご紹介した資格からも分かる通り、

人事・総務には様々な分野があるため、活躍の場を決めておかないとく必要がある

からです。

今回ご紹介した資格をまずは方向性を決めて、進む道を明確にすることが必要です。

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資格取得に関してはその目的や方向性を具体化してから、何を取るのかを決めていくのが良いでしょう。

まとめ

人事・総務で活躍していきたいのであれば、まずはどんな分野で活躍してきたいのかを明確にする必要があります。

そして方向性が決まったら、

  • 分野にマッチする資格を選び、取得していく

のプロセスを踏むことが大切です。

しゃろまに

最適な資格を選ぶ上での参考にして頂ければ幸いです。

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