社会保険労務士の合格に導く過去問の解き方【これだけ抑えればOK】

社会保険労務士(社労士)過去問

社会保険労務士(社労士)の過去問をなんとなく解いているだけだと、答えを覚えてしまってどう活用すれば良いのかよく分からない・・。

社会保険労務士(社労士)試験には勉強科目が10科目あります。試験範囲も覚えることも膨大で、相当な記憶力正しい勉強方法が必要になります。

間違った勉強法で学習をしてしまうと、社会保険労務士(社労士)試験は大失敗に終わります。それは、予備校に通い、学習ノウハウが詰まった教材を使用している・いないに関わらずです。

しゃろまに

そう言い切れるのは、この間違いを犯してしまったがために、受験が長引いてしまった張本人が私であるからです。

私のように受験を長期化させないためにも、これから社会保険労務士(社労士)試験を受ける人が少しでも効率よく学習できるように、過去問がどれだけ重要なのか、過去問をどのように利用していけばよいのか具体的な解き方をご紹介していきます。

本記事をお読みいただければ、究極にシンプルでありなおかつ王道な勉強法である過去問の演習によって効率的に地力を養成するノウハウを知ることができるようになっています。

ぜひ、過去問中心の勉強法によって、社労士試験における合格への階段を駆け上がっていってください。

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社会保険労務士(社労士)の試験で過去問を重視しないと起こる悲劇

社労士の試験で過去問を重視しないと起こる悲劇

社会保険労務士(社労士)の試験では過去問学習を中心に組み立てることが非常に重要です。

そこで、まずは過去問を重視しない勉強をしてしまうことで起こってしまうよくある悲劇として、筆者が実際に直面した内容をご紹介します。

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とりいれていた過去問の勉強方法

市販されている教材と過去問を利用して開始したものの、特に深く考えずに、ただただ闇雲にがむしゃらな勉強となっていました。

そのため、

メリハリを全くつけずに、全ての過去問題を均一に解いてしまった

テキスト学習を中心におき、実力試しとして過去問を1回だけ使った

と、有効な使い方ができておらず、無駄に手を広げすぎる無策な過去問の使い方をしていました。

ただ当時は、過去問が重要と分かってはいたものの、どのような勉強をすればよいのか理解できていませんでした。

模擬試験を受験によって、問題が全然解けなかったことをきっかけにず、憶えるべきことを憶えていなかったり、知識も定着していないなど、過去問の取り組み方が非常に問題であることを実感しました。

当時の模擬試験の点数は人に言えないほどの赤点でした。

悲劇から学んだこと

この失敗があったからこそ、本番で合格点を獲得するための過去問の使い方について強く意識するようになりました。

と言っても難しいことをしたわけではなく、行ったことは

毎年や2年に1度など頻出する論点に重きを置いて、そこを中心的に反復学習する

ほとんど試験に出ていない分野や論点は飛ばしたり、サラッと学習する

の2点の視点で過去問を取り組み、効率よく学習することを心がけました。

これを実践した結果、基礎力を爆速で高めることに成功しました。

社会保険労務士(社労士)の過去問を中心とした勉強法が最適な2つの理由

社労士の過去問を中心とした勉強法が最適な2つの理由

先ほどのご説明した通り、社会保険労務士(社労士)の試験は過去問を中心とした勉強法が合格を目指すにあたって非常に重要です。

これは、よく起こってしまう悲劇からもお分かりいただける通り、過去問が重要と分かりながらも、その意味を本当に理解できている人は意外と少ないのです。

それが故に社会保険労務士(社労士)の合格から遠のいてしまっていると言っても差し支えないほど多いのが実情です。

そこで、社会保険労務士(社労士)の過去問を中心とした勉強法が最適である

過去問こそが最高の教科書

過去問を使った苦手分野の把握は勉強効率が高い

2つの理由をご紹介します。

過去問こそが最高の教科書

社会保険労務士(社労士)の過去問は腕試しのために使う教材ではありません。

むしろ、過去問こそ最高の教科書として利用すべきなのです。

なぜなら、過去問を分析し、どのような問題をどのような角度で出題されたかの理解により、出題傾向出題論点・頻度を把握できるからです。

これによって、

毎年や2年に1度など頻出する論点が分かるため、そこを中心とした反復学習が可能

となり、濃淡をつけた効率的な勉強を確立できます。

労働基準法を例に説明

所定労働時間に関する問題において、

平成18年では、原則として1日8時間を超えてはならない

であったのに対し、

平成29年では、1日9時間とするのは原則として労基法に反する

と出題されました。

所定労働時間とは、就業規則等で定められた始業時刻から終業時刻までの時間から、休憩時間を差し引いた労働時間のこと

【参考】厚生労働省HP

両者とも言い回しは違いますが、内容は同じです。

論点を変えているだけに過ぎないので、8時間を超えてはならないという基本が押さえられていれば、角度を変えられても問題なく対応できます。

唯一の問題集は過去問だけです。

過去問を分析して出題傾向や頻度を把握することが、社会保険労務士(社労士)の試験突破には欠かせません。

過去問を使った苦手分野の把握は勉強効率が高い

過去問は苦手分野を把握する上でも欠かせない重要アイテムです。

手順としては、

  1. テキストで分野別・論点別に学習
  2. 該当する過去問を解く

これだけです。

ただし、この時に一問一答形式の過去問で解くことが重要となります。

理由は後述する下記の一問一答形式をご参照ください。

そして、次の学習をテキストで終えたら、またその範囲を過去問で解いてください。

この過程によって、苦手分野が分かってきます。

苦手分野が分かれば、その強化をする際のポイントは、

過去問を解く際に、1回ではなく、2回、3回と解き直すこと

です。

覚えたことは時間が経つにつれ曖昧なものになっていくため、反復学習こそが記憶の定着には欠かせません。

苦手な分野程ほど憶えも悪く、忘れやすいものです。苦手分野こそ反復学習を意識して克服しましょう。

社会保険労務士(社労士)で使える過去問の解き方における共通する3つのポイント

社労士で使える過去問の解き方における共通する3つのポイント

社会保険労務士(社労士)の試験で過去問を中心に据えた勉強法がいかに重要なのかが理解できたら次に考えるべきは、

どのような過去問を使えばよいのか?

です。

使い勝手の良い過去問に巡り合えるかどうかは、効率的な勉強(学習)ができるかどうかの命運を握っています。

そのためにも、何十種類と販売されている社労士の過去問のなかで、使える過去問に共通するポイントを知っておくことは非常に重要です。

具体的には、

論点別になっているか

一問一答形式になっているか

過去10年分以上収録されているか

の3つです。

これを満たす過去問を使用することで、社会保険労務士(社労士)への合格への道がより現実的なものとなります。

論点別の過去問

論点別となっている過去問を使うのがベストです。

理由は、論点別に収録されているものであれば、分野ごとに集中して勉強することができるため、

知識を定着化させやすい

出題傾向が把握しやすい

自分の苦手分野一目で分かるようになる

と、メリットしかみあたりません。

逆に、使ってはいけないものは年度別に収録されている過去問です。

なぜなら、

出題傾向を把握にしくい

目的を持った過去問の使い方ができない

自分の苦手分野を理解しずらい

など、デメリットしかないからです。

一問一答形式の過去問

一問一答形式の過去問だと五肢を比べる必要がなく、その問題の正誤判断だけでよいので、数分の空き時間でも非常に取り組みやすい点が最大の特徴です。

論点を理解し、知識を定着させるのにも最適な勉強法であることから、正誤判断の訓練に最も適しています。

さらに、

一問一答形式の過去問だと1問に取り組む時間が短く、正誤判断の根拠や論点もその問題についてのみ探せばよいです。

つまり、どこが間違っており、どうすれば正しいのか5肢を比較していくよりも簡単に見つけることができるため、知識整理の効率化が段違いです。

さらに、重要箇所が赤字で強調されており、記憶すべき部分が視覚的に分かりやすい過去問であるとなおグッドです!

過去10年分以上収録されている過去問

過去問題は10年分以上収録されているものを使いましょう。

理由は簡単で、10年分の過去問題数に当たれば、それだけ様々な出題傾向や論点を知ることもでき、引き出しも増やすことができるからです。

また、過去何度も問われているポイント、めったに問われていないポイントを知ることができ、確実に抑えるべき論点や分野はどこなのかといった、優先順位をつけた勉強を行えるからです。

10年で8回でる論点と、10年に1回しかでない論点があったのであれば、どちらを勉強した方が良いのか?

勉強効率を考えるのであれば、当然、前者ですよね。

優先順位を判断するには、過去10年以上収録されておりり、論点別の出題頻度が一目で把握できる過去問を基準としましょう。

社会保険労務士(社労士)の過去問を2つに分類して勉強(学習)すべき

社労士の過去問を2つに分類して勉強

社労士の試験問題は

  • 丸暗記
  • 理解重視

の2パターンが存在するため、どちらに該当するかを把握したうえで、過去問の勉強ができると時短学習が可能となりますので、ぜひ取り入れてみてください。

ただし、基本的には丸暗記パターンで学習を進めていくことで問題ありません。

丸暗記パターン

丸暗記をメインに該当する論点や分野は、

頻出事項や重要論点を特に強調し、結論重視で記憶する

タイプです。

全てではありませんが、以下は

  • 労働者災害補償保険法給付基礎日額
  • 雇用保険法所定給付日数
  • 健康保険法高額療養費
  • 国民年金法マクロ経済スライド

丸暗記が適している科目・分野です。

丸暗記のポイントは、(1)数字を中心に押さえる、(2)法律の制度概要や沿革などはどうでもよく、それよりも結論を押さえる、ことです。

とにかく、過去問で問われた箇所は暗記することにつきます。

国民年金法のマクロ経済スライドを例に解説

国民年金法マクロ経済スライドは、制度が複雑で理解は困難という特徴を持っているため、制度の沿革がどうのこうのというより、結論で押さえます。

マクロ経済スライドとは、賃金や物価の上昇幅や下降幅に応じて年金給付額や保険料の負担水準を決定するためのもので、平成16年から導入されました。保険料の収入と年金給付額とのバランスを保つためのもので、時間をかけ、緩やかに年金給付額を調整することとした背景があります。

【参考】厚生労働省運営サイト:いっしょに検証!公的年金

マクロ経済スライドによる年金支給額の決定メカニズムは、

  1. 賃金や物価の上昇幅が高い場合は、そのまま適用
  2. 賃金や物価の上昇幅が低い場合は、適用すると年金額が下がってしまう場合には年金額の伸びがゼロになるまでに
  3. 賃金や物価が下調整する、または、賃金や物価が下降した場合は調整を行わない

となります。

ただし、この制度の理解しようすると、昨今の年金制度の複雑化により、困難を極めますし、社労士の試験対策上においては1点の得にもなりません。

やるべきことは、

  • 賃金や物価の上昇幅が高い場合 → 年金額は上がる
  • 賃金や物価の上昇幅が低い場合 → スライド調整すると年金額が下がる場合は年金額変更なし
  • 賃金や物価が下降した場合 → 年金額は下がる

を暗記しておくことだけです。それ以上深追いしたところで、試験での得点力の強化につながらないので、時短学習に努めましょう。

年金2科目は苦手としている人も多く、学習の段階でつまづく人も多い傾向があります。 原因は、年金制度自体があまりに複雑化し過ぎたため、制度自体を理解することが困難になっている点にあります。 ポイントは、結論のみを押さえることです。

理解重視パターン

理解重視に該当する論点や分野は、

法律の制度理解や立法趣旨に照らしていく

タイプです。

特に、

労働一般常識や社会保険一般常識を始めとした選択式では、制度や法律の沿革を問われる

ことが多々ありますので要注意です。

労働一般常識の選択式を例に解説

平成23年の過去問を例に挙げると、1960年代、1970年年代の給与制度に関する問題が出されました。

日本企業の人事賃金制度は、第二次大戦後、何回かの大きな節目を経験しながら、現在に至っている。第二次大戦後に登場し、その後の日本企業の賃金制度に影響を与えたのが〔A〕である。戦後の混乱期の中で、「食える賃金」の実現をめざして提唱された。

1950年代になると、年次別学歴別陳院制度が主流になる。当時の新入社員の属性を基準とした仕組みは、一定の納得性をもって受け入れられた。

1960年代初め、当時の日本経営者団体連盟(日経連)は、賃金の「近代化」を目指して、〔B〕を導入することを大きな目標として掲げた。同じ業務であれば誰が担当しても賃金は同じという仕組みは合理的だと考えられたが、日本企業の労働実態とは合わなかったために広く普及することはなかった。

問題

選択項目

A

1.恩給制度 2.電算型賃金制度 3.年俸制度 4.俸給制度

B1.職能給制度 2.定額給制度 3.歩合給制度 4.役職給制度 

【答え】A:2。電算型賃金制度 B:1.職能給制度

社会保険労務士試験:平成23年度選択式 労務管理その他の労働に関する一般常識より抜粋

ポイントは、どの年代でどの制度が採用されていたのか・主流だったのかです。

沿革・時代背景を考えさせる構成で、まさにその時代の歴史的背景を把握していたかが問われるのです。

理解重視パターンでは、沿革や制度の歴史的背景を理解しておくことが重要なケースが多々存在します。

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まとめ

過去問を正しく使い、攻略することが社会保険労務士(社労士)試験合格への最短距離となります。

重要なのは、

  • 出題傾向の把握し、基本論点・重要事項を固める
  • 苦手分野を把握して弱点を浮き彫りにする

ことです。

そして、上記の対策を効率的にするためには、一問一答形式による正誤判断の訓練がおすすめです。正誤の根拠を把握しやすくなるので、特にインプット期におすすめします。

また、過去問には結論重視で押さえる暗記タイプと制度や趣旨も押さえ憶える理解タイプがありますが、社会保険労務士試験は基本的には記憶の試験なので、結論重視で押さえる暗記タイプのほうが、効率学習という観点からもより適していると言えます。

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