オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)通信講座を利用して本当に大丈夫なのだろうか。
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)通信講座の中で月額980円〜という価格は最安値です。
年間に直しても11,760円と、とても良心的な値段ですが、あまりにも安すぎるため、何か裏があるのではないかと不安になりませんか?
私はこの通信講座は本当に信頼できるのか、直接会社に問い合わせて聞いてしまったくらいです。
話を聞くと、最大手予備校TACの子会社が運営している通信講座だったので、全く怪しい会社ではないのでご安心ください。
とは言え、良心的すぎる値段と比例するように提供するサービスの品質は低くなるのではないかと感じ、実際にオンスク.jpを体験することにしました。
オンスク.jpだけ社労士(社会保険労務士)に合格するのはほぼ無理です。
ただしTACのノウハウを活用しているため、
- 苦手分野の弱点補強としてはとても優れた通信講座
です。
弱点補強ではなく初学者で通信講座選びに迷っているのであれば、約5万5千円と安価で4人に1人の合格実績を出しているフォーサイトで学ぶのがベストです。
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)講座の結論
オンスク.jpは、
- 独学だけでは理解が進まず、苦手分野の弱点補強したいと考えている人に価値の高い通信講座
です。
なぜなら、他の通信講座ではあり得ない月額払いのメリットを活かし、期間を絞ってピンポイントでの活用が可能だからです。
ただ価格の安さ(金額入れる)はとても魅力的ですが、残念ながらフォーサイトやクレアールなどの通信講座とくらべると圧倒的に講義時間や問題演習量が少ないのは紛れもありません。
そのため、オンスク.jpだけで社労士試験の合格は残念ながら目指せません。あくまで苦手分野克服のための補助的な役割として活用するのがベストです。
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)で合格を目指すのはほぼ不可能に近い2つのデメリット
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)講座の内容から確実に言えるのは
- オンスク .jpだけで合格を目指すことはほぼ不可能に近い
事実です。
なぜなら、
- 問題演習量が全部で526問と少なすぎる
- 疑問点などの質問を講師に質問できない
の2つの大きなデメリットが存在するからです。
それぞれの内容を順にご紹介していきます。
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)講座を実際に体験した感想を踏まえてお伝えします。
問題演習量が全部で526問と圧倒的に少ない
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)講座における最大のデメリットは、
- 問題演習量が圧倒的に少ない
ことです。
社労士(社会保険労務士)で過去問研究や問題演習による実践力の強化が合格するためには非常に重です。しかし、オンスク.jpは各論点で平均2問、多くて9問しかないため、問題演習量は明らかに他の通信講座よりも劣っていると言わざるを得ません。
社労士(社会保険労務士)の通信講座で人気の高いフォーサイトとクレアールとオンスク.jpの過去問や問題演習量を比較してみると一目瞭然です。
圧倒的にオンスク.jpの問題演習量が低いのが分かりますね。
例えば、フォーサイトは過去問5年分に加えてオリジナル問題集も受講生に提供している事で、平成30年度の試験合格率25.7%(全国平均6.3%)と、受講者のうち4人1人を合格に導いています。
フォーサイトの合格実績から分かることは、過去問や問題演習をどれだけこなしたかと合格確率に大きな相関性があるということです。
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疑問点などを講師に質問できない
オンスク.jpのもう1つのデメリットは、
- 疑問点などを講師に質問できない
ことです。
勉強を進めていくと、理解できない部分は必ず現れます。
学校によっては回数制限がありますが、人気の通信講座であればどこも受講生の疑問や質問に対して、講師が返答してくれる制度を設けています。
これによって
- 理解を促進させ記憶の定着をはかれる
- 理解できるまで自分自身で闇雲に調べる時間を省略できる
が得られますが、オンスク.jpでは質問制度がないため、このメリットは享受できません。
代わりの制度として、自分の質問に対して同じ受講生などが返答してくれるみんなの学習相談があります。
ただ、社労士として活躍する講師から返答をもらえたほうが的確なアドバイスが貰えるのは間違いありません。
とはいえオンスク.jpの社労士(社会保険労務士)には4つのメリットがある
デメリットは存在するものの、オンスク.jpの社労士講座は
- 最大手社労士専門学校のTACが持つノウハウが活かされている
- 過去問を徹底分析した問題演習機能
- 元TAC人気講師の谷岡先生の講義を受講できる
- とにかく安い
の4つのメリットが存在します。
特にTACのノウハウが活かされているのは大きな魅力ですね。
最大手社労士専門学校のTACが持つノウハウが活かされているのでテキストの質が高い
オンスク.jpは最大手社労士専門学校であるTACの100%子会社として運営されています。
そのため、TACが長年培ってきた膨大なデータやノウハウがオンスク.jpにもふんだんに使われています。
図解を使って補足説明をしているので、テキスト内容は理解しやすいです。さすがTACの子会社といったところです。
過去問を徹底分析した問題演習機能
過去問の演習量が124問と実力を養成するのにはとても少ない点はオンスク.jpの大きなデメリットです。
ただ、TACで蓄積されたデータをもとに徹底分析された過去問問題の演習機能は非常に使い勝手が良く、トイレや通勤中などのちょっとした時間の有効活用に最適です。
初級、中級、上級問題と難易度別に問題が回答できるのは知識定着を図るためにとても良い機能です。
1問1答式なので、選択肢のどこが正しいのか正しくないのかをすぐに理解できます。携帯アプリでも使えるのでどこにいてもちょっとした時間でも勉強が可能です。
多肢選択式にも対応しているため、1問1答式とあわせて勉強することで効率的に知識を吸収することができます。
社労士(社会保険労務士)の最大手学校TACの講師による講義を受講できる
社労士(社会保険労務士)の講師はTACで人気講師であった谷岡直樹先生です。
TACで人気講師であったこともあり、講義内容は非常にわかりやすく申し分ありません。
また社労士試験の内容を教えるだけでなく、実務家としても10年以上のキャリアを持っているため、試験対策としては当然のこと社労士(社会保険労務士)を取得後にどのような世界が待っているのかのリアルについても知れる点は独学で勉強する社労士受験生にとって貴重です。
谷岡先生はオンスク,jpの社長でもあります。その社長自ら社労士講座の教鞭に立っているのは、オンスク,jpの中でも社労士講座には特に力を入れたいとの現れだと私は感じました。
とにかく安い
オンスク.jpの最大のメリットといっても過言ではないのが受講料金の圧倒的な安さで、
- ライトが月額1,078円(年間12,936円)
- スタンダードが月額1,628円(年間19,536円)
です。
人気の通信講座であるフォーサイトとクレアールと比較してみるとその安さが圧倒的であることがわかります。
通信講座 | 値段 |
オンスク.jp | ラトが月額1,078円(年間12,936円) スタンダードが月額1,628円(年間19,536円) |
67,040円(教育訓練給付金適用後) | |
107,520円 |
社労士の通信講座で最安値であるフォーサイトとスタンダードコースを比較しても約4万円も安いのは、オンスク.jp最大の魅力です。
しかも、年ではなく月額払いなので、自分の好きなタイミングで辞められるのでお金はほぼかかりません。
オンスク.jp社労士(社会保険労務士)講座をおすすめする人としない人
デメリットである
- 問題演習量が526問と少なすぎる
- 疑問点などの質問を講師に質問できない
から、オンスク.jpだけの勉強だけで社労士(社会保険労務士)の試験に合格することはまず不可能です。
そのため、
- 社労士の勉強をするのに独学では難しいため、安価な通信講座を利用したいと考えている人
にはおすすめできません。
社労士の勉強を始めてする人であれば、受講料が約5万5千円でなおかつ受講生の4人に1人が合格しているフォーサイトが最適です。
逆に、
- 最大手社労士専門学校のTACが持つノウハウが活かされている
- 過去問を徹底分析した問題演習機能
- 元TAC人気講師の谷岡先生の講義を受講できる
- とにかく安い
から、独学者との相性がとても良い通信講座です。
そのため、
- 独学で勉強しながら、弱点補強として通信講座を活用したいと考えている人
にはピッタリです。
オンスク.jp社労士(社会保険労務士)の口コミ(評判)
オンスク.JPの社労士講座、一問一答形式の問題なら簡単だけど、実際の試験に出る法律の条文の穴埋め問題になると撃沈! 最初は落ち込んだけど、数日間連続で同じ問題を繰り返し解いていると正解がすぐ浮かんで来るようになりました👍
— 考え続ける葦(アシ) of 放送大学生 (@thinkashi) April 17, 2019
オンスク.jpの社労士講座の口コミはそれほど多くありませんでした。口コミを見つけ次第、追記していきます。
オンスク.jpのおすすめコースはスタンダードコース
オンスク.jpのおすすめコースはスタンダードコースです。
理由は、たった月額500円の違いだけで
- 間違えた問題の復習機能
- 多肢選択式問題
が利用できるからです。
コース | ライト | スタンダード |
---|---|---|
月額料金(税抜) | 1,078円 | 1,628円 |
講座テキスト ダウンロード※2 | 〇 | 〇 |
学習管理機能 | 〇 | 〇 |
講義視聴 | 〇 | 〇 |
講義音声 ダウンロード | ― | 〇 |
講義動画のキーワード検索機能 | ― | 〇 |
講義スライド ダウンロード | ― | 〇 |
問題演習(初級・中級・上級) | 〇 | 〇 |
問題演習 復習機能 | ― | 〇間違えた問題復習問題実力テスト反復問題 |
問題演習 特別問題 | ― | 〇多肢選択式問題 |
みんなの学習ノート閲覧・マイノート投稿 | △マイノート投稿のみ | 〇 |
みんなの学習相談 | 〇 | 〇 |
学習カルテ | 〇 | 〇 |
多肢選択式問題機能は問題演習量確保に直結し、それが実力をメキメキ身に着けることに繋がるため、オンスク.jpを受講するのであれば、間違いなくつけておいたほうが良いです。
昼食1回分を我慢するだけで効率的な勉強が可能となり、社労士試験の合格に大きく役立つので損はしない機能です。
オンスク.jpの解約方法の手順はたった5つ
オンスク.jpは月払いでの利用が可能なため、あなたが利用したい時だけ利用することが可能です。
利用後にオンスク.jpを解約したいとなった時に手順は
- マイページにログイン
- 有料プランの申込み/解約の文字をクリック
- 「月額プラン」に申込み/解約に進むボタンをクリック
- コースの選択で無料プランを選択する
- 解約理由を選択する
のたった5つだけです。写真を交えながらご紹介します。
解約手順はいたってシンプルですので、手順通り進めれば3分程度で解約することができます。
オンスク.jpの解約方法手順1:マイページにログイン
まずは、オンスク.jpのトップページから右上のログインボタンからログインします。
オンスク.jpの解約方法手順2:有料プラン申込み/解約の文字をクリック
マイページにログインできたら、マイページと書かれている下のメニュー内容の左から3番目にある有料プラン申込み/解約をクリックしてください。
オンスク.jpの解約方法手順3:「月額プラン」申込み/解約に進むボタンをクリック
有料プラン申込み/解約ページになったら、次に「月額プラン」申込み/解約に進むボタンをクリックしてください。
オンスク.jpの解約方法手順4:コースの選択で無料プランを選択する
月額プラン申込み/解約のページになったら、コースの選択を無料プランに変更してください。
オンスク.jpの解約方法手順5:解約理由を選択する
無料プランのページにたどりついたら後は解約理由をチェックするだけです。
[st-kawai1]
解約までの手順はたった5つだけなので簡単に解約できます。
自分が学びたいと感じた時だけで利用することが可能であるため、弱点補強を目的にして利用するのであれば本当に使いやすい講座です。
[/st-kaiwa1]
まとめ
オンスク.jpの社労士(社会保険労務士)講座は
- 最大手社労士専門学校のTACが持つノウハウが活かされている
- 過去問を徹底分析した問題演習機能
- 元TAC人気講師の谷岡先生の講義を受講できる
- とにかく安い
ため、独学で勉強しており、苦手分野の弱点補強をしたい人に非常に学習しやすい教材です。
しかし、
- 問題演習量が526問と少なすぎる
- 疑問点などの質問を講師に質問できない
のデメリットが存在するため、オンスク .jpだけで合格を目指すことはほぼ不可能に近いことも事実です。
月額払いのメリットを活かし、期間を絞って苦手分野の弱点補強としてピンポイントでの活用ならば、オンスク.jpを利用する価値は大いにあります。